ツイッターの相互さんから、誕生日プレゼントと、布教用として「映画大好きポンポさん」(本の方)が送られてきた。本当にありがとうございます!!!
なにこれ、めっちゃ面白い!!!ポンポさん、めっちゃ可愛い。
映画大好きポンポさんってどんな漫画?
ポンポさんとは、pixivで掲載されていた漫画で、あらすじは…
ポンポさんは敏腕映画プロデューサー。
映画の都ニャリウッドで日夜映画製作に明け暮れていた。
ある日アシスタントの“映画の虫”ジーンはポンポさんから突然、
「この脚本は君に撮ってもらうから」と監督に指名され!?
pixiv上で瞬く間に50万ビューを突破した
話題の作品がジーンピクシブに登場!引用元:Pixiv コミック
ポンポさんは本当に面白い
映画プロデューサー、ポンポさん中心とした映画制作についての物語なんだけど、映画についてそこまで興味のない私でも楽しく読めた。「創作することの楽しさ」をぎゅっと詰め込んだ作品だ。そこには物語の進行を足止めするものもなければ、恋愛も、主人公の成長すらない、何かを作ることってこんなに楽しいんだってことだけを詰め込んだ物語になっている。
それがポンポさんの魅力は余分なものを削ぎ落とした約140ページで終わる魅力だ。
確かに、この物語を長くしようと思えばいくらでもできるだろう、それでもこの漫画は160ページで終わるのだ。そこがポンポさんの魅力であり美学なんだろうなぁ。
読んでいると、
「あーーー!!!ここでそうくるのかーーーー!!!」
ってのが気持ちよくてたまんない。
点と点が繋がって物語の本筋に集約されていく、この気持ちよさは癖になる。癖になるから、もうちょっとポンポさんたちの物語の続きが読みたくなる。物語の長さはちょうどいいんだけど、続きが読みたい、もっとポンポさんたちの物語を読みたくなるって意味でも、この漫画はとてもちょうどいい漫画だった。
ポンポさんを含め、登場人物たちはみんな才能を持っていて、みんないい人たちばかりだ。だからこそ作品に対する熱意がすごい、熱意がすごいからこそ、ポンポさんたちが作った映画が観たい、是非とも観たい。
あんなシーンやこんなシーン、実際に映画になったらどうなってしまうんだろう、そう思うとドキドキする。漫画でゾクゾクしたんだ、実際の映画になったらどんなに魅力的になってしまうんだろう。
おまけの漫画も面白い!
本編からちょっと外れるけど、作中の登場人物の好きな映画が3本づつ紹介されてるんだけど、どんな映画なのかめちゃくちゃ気になる。気になるから調べたよ!更に、巻末のおまけでみんなの好きな映画のどこがオススメのシーンなのか紹介してくれるから、ますます映画が見たくなる。
この巻末の映画の話は、書籍だけの書き下ろしらしいので、Pixivで読んだ人もぜひ本を手にとって読んで欲しい。そして…本のカバーは絶対最後に外して欲しい。これだけはおねがいだ、本のカバーは最後に外してくれ。
「映画大好きポンポさん」オススメです!
興味のある方は、是非購入して読んでください。
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