今さらだけど、2016年に上映された「キンプリ(KING OF PRISM by Pretty Rhythm)」を見た。
上映期間中はTwitterで「キンプリはいいぞ」というつぶやきをよく見ていたが、当時は自分はキンプリ見ないだろうなぁなんてぼんやりと思ってた。
しかし私を取り巻く状況は急変した。そう、先日行われた、友人宅での上映会を機に…まさか、プリズムのきらめきを浴びた自分がこんなことになるとは思ってもいなかった…
キンプリと私、私がキンプリと出会うまで
劇場版KING OF PRISM by PrettyRhythm 初回生産特装版Blu-ray Disc
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- 発売日: 2016/06/17
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そもそも、キンプリって何?
私は、「キンプリ」を知らなかった。キンプリの大本である「プリリズ」「プリパラ」も知らなかった。ただ、「キンプリはいいぞ」という言葉がタイムラインに溢れているのを眺めているだけだった。
しばらくして、友人がキンプリの応援上映会に行った感想を呟いていた。
「キンプリ見たら体壊した」
衝撃的だった、「キンプリ」とはそれほどまでに影響のあるものなのかと。今まで無関心装っていた私は好奇心に負けキンプリについて調べてみた。
話題騒然「キンプリ」とは? 斜め上に電子ドラッグアニメだった - KAI-YOU.net
「キンプリはいいぞ」に反発していたオタクがKING OF PRISM by PrettyRhythmを10回観にいくまで - Bukkomi部
調べれば調べるほどキンプリが恐ろしくなった。「そうだ、今調べたものは忘れてしまおう」そうして私はキンプリのことは忘れ、いつもの日常に戻った。
そんな私に、転機が訪れる。
友人宅でキンプリを一緒に見ようと誘われたのだ。
結論、「キンプリ」は中毒になる。
キンプリを前知識も何もなく初めて見た時、ツッコミの連続だった。
「なんで、脱げてるの?」
「自転車wwwwww」
「腹筋やばすぎ、って、剣を跳ね返したああああ!」
「尻からはちみつ?」
「オバレは星座になったんや…」
映画の頭から始まるプリズムショー、スケートのようなジャンプ、女の子の歓声、そして画面いっぱいにあふれるプリズムのきらめき。謎のペンダントと、眉が特徴的な男の子。
そしてなぜか服が脱げる。服が、脱げる。
すまない、ストーリーすべてのシーンに言いたいことはたくさんあるけど、それを一つ一つ挙げていくとブログが完成しないので、胸アツだったシーンだけ紹介する。
個人的に胸アツだったのは、敵対しているシュワルツローズの大和アレクサンダーと、オバレのカヅキ先輩との熱いバトル。「EZ DO DANCE」を2人で歌いながらのダンスバトル…ダンス……バトル?あれはほんとにダンスバトルなの?まあいいや、2人のバトルはすごかった。荒々しく、男らしいバトル、曲もかっこよかった。アレクサンダーの声、めっちゃよかった、美声…。
もちろん、脱げる。といっても、衣装がダメージによって破壊されていく程度なので、露出はそこまで…あれ…そこまで、ない、のか?基準が分かんなくなってきてる。
1回目は友人と爆笑しながら見終えた。キンプリ見ている間、脳内麻薬がどぱどぱ出てテンションが最高にハイになった。これはプリズムのきらめき浴びたからなのかわからないが、とにかく変なスイッチが入ったのは間違いない。
2回目は映画に収録された応援上映の音声が入ったやつを見た。この時点で休憩なしの2週目のキンプリだ。応援上映は過去に遊戯王で経験済みだが、それよりもキンプリの応援上映は上をいっていた。まず、観客が声を入れるシーンが用意されているのだ、これにはびっくりした。みんなの声援ほんとすごい…。これ現場にいたら絶対楽しいやつだ。
そもそも、ドルオタでサイリウム振って、コール入れて、そういう盛り上がり方が大好きな私が好きにならないわけないのだ、今度は応援上映会の会場にぜひとも行ってみたい。
3回目はオーディオコメンタリー付きを鑑賞。いや、これオーディオコメンタリーで初めて知ることもたくさんあったし、監督のコメントがとにかく面白い。しかし、時間切れで途中までしか見れなかった。最後まで見たかった…
時間にすれば3時間に満たない、しかし、ここには「キンプリ」との衝撃的な出会いがたしかにあった。
家にキンプリを持ち帰り、旦那もプリズムのきらめきにやられる
友人宅でキンプリを見てから4日後、レンタルしてきたキンプリのDVDを家で旦那と鑑賞。その間、私の頭の中ではキンプリが見たい、旦那ともプリズムのきらめきを共有したい、そのことばかり考えていた。
4回目のキンプリも、やっぱりプリズムのきらめき浴びたら、やっぱり脳内麻薬がどぱどぱでてる、キンプリはいいぞ!キンプリはいいぞ!
旦那も横で「これがプリズムのきらめきか…」って呟いてる。
Twitterで実況しながら見てたら、私にキンプリを見せてくれた友人の
「推しは誰?」
推し、推し…推し………推しはまだいない。ただ、プリズムのきらめきにやられてしまっただけなんだ。
5回目、推しかぁ、推しなぁ、推しについて考えるため、再度見る。正直、7回見た後でも推しはいない、……しいて言うなら……いや、推しはまだ考えられない、プリズムのきらめきでいっぱいいっぱいなんだ。
6回目、洗濯物を畳むときのお供で流す。5回目から気づいていたが、なぜだか無性にキンプリが見たくなる。癖になる、キンプリ。キンプリはいいぞ。
7回目、キンプリはいいぞ。
キンプリはいいぞ。
ここまでプリズムのきらめきにやられたばかり書いてるけど、見ていてほんとに楽しい映画なのは間違いない。キャラクターそれぞれ個性が光ってて眩しいくらいだし、プリズムショーもやっぱりアイドル、最高に輝いていた。
みんなの感想もどれも真実だった。キンプリはいいぞ。
旦那は「これプリリズからちゃんと見ようよ」と積極的な姿勢を見せてくる。そうだ、プリリズから見ようじゃないか。
ぜひ、今上映中の新作は応援上映で見に行きたい。
我が家はプリズムのきらめきの虜になったのだ。